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「対策編Ⅱ」

・・・戦略的に行動して内定に結びつけよ・・・

面接の5大ポイント

会社見学と面接試験について

面接の5大ポイント

面接はいろいろ言われますが、一番大事なのは何といっても「度胸」です。腹をくくって堂々と受けるのが一番です。でもそのためにはたくさん練習しておくことが必要です。実際に模擬面接を何度も何度もやることで、声の出し方や体の動かし方がどんどんうまくなります。とにかく数多く練習しましょう。
本番では覚悟を決めて元気よく受けてください。

その1

大切なのは「立ち姿」

第一印象が大事ということは聞いていると思います。ドアを開け入室した瞬間に第一印象が決まってしまいます。ドアを閉めて面接官の方に振り向いた、その時の印象です。ビシッと立ち姿を決めてください。しっかり背筋を伸ばした姿勢を見せてあげてください。それから礼のおじぎです。さらに面接官の前に立ちご挨拶をする時、そして面接が終わり立ち上がってイスの脇に出た時、さらに退室のためドアのところまでもどり最後のおじぎをする前なども同じです。
そのつどキチンとした立ち姿を見せてください。おじぎはよい立ち姿から深めにするときれいに見えます。

その2

「ハイ」という返事から話しはじめましょう

面接が始まると面接官がいろいろ話しかけてきます。お答えしなくてはなりません。いきなり返答するのではなく、まず元気よく「ハイ!」とお返事してから答えてください。自分が話す前にはいつも「ハイ」と言ってから話すくせをつけるとよいでしょう。
「ハイ! 私は…」、

「ハイ! 高校では…」、

「ハイ! そのことは…」、といった感じです。
ただし、面接官の言ったことを否定する時に「ハイ! いいえ…」では変ですからハイはいりません。

その3

結論から先に話して下さい

面接官への返事は、まずハイ! と言ってから結論を先に話してください。

そのあとに理由や説明を話すようにしてください。その方が聞いている人には伝わりやすいです。

ただし結論だけ、というのはいけません。必ず理由や説明を後につけるようにしてください。
結論が一つではなく、いくつかある場合も同じです。最初にいくつかの結論を言ってから後で理由を言います。

「ハイ! 最初に…、

次に…、最後に…、

理由は……ということです」と言った感じです。

その4

目的は「自己紹介」してくること

面接と言いますが、要は自己紹介をしに行く場だと考えてください。面接官は会社の人ですから、入社が決まったら同じ会社で仕事をすることになる人です。相手はあなたがどんな子なのかを知りたいのです。面接官とのお話の中で、自分をどうわかりやすく紹介するのかを前もって整理して話せるようにしておきましょう。

その5

「どうぞよろしくお願いします」でしめくくる

面接の終わりに、「ありがとうございました」、とお礼を言いますが、そのままおじぎをして退室するのではなく、「しっかりがんばりますので、どうぞよろしくお願いします!」と付け加えましょう。気合いを込めて最後のダメ押しです。
これは効きます。そして心を込めて深くおじぎをしてください。

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